新城市の鳳来寺山麓の温泉地「湯谷温泉」。
冬に訪れたことがあったが、夏の新城の自然と宇連川の綺麗な流れを見ながらのんびり散策をしに訪れてみた。
自然豊かな温泉地
駐車場にある足湯と温泉スタンド

駐車場へ車を停めると、温泉スタンドなるものがあった。どうやら料金を払えば温泉水を汲むことが出来るようだ。
湯谷温泉は「日本百名湯」で愛知県で唯一選定されている。設置されているスタンドの温泉水はどのような効果があるのか気になる所。
…よく見ると張り紙が貼ってあり、温泉スタンドと足湯は利用中止中。昨年(2025年)までは利用が出来ていたが、再開されるのだろうか。
※以下、昨年の足湯の様子です。

「利修仙人の足湯」
利修仙人は鳳来寺山を開山した人物。約1300年前に湯谷温泉の泉源を発見し、その温泉に浸かり心身を整えていたという。仙人が長寿を全うしたのもこの温泉からであったという逸話がある。
この像は仙人の像だろう。
試しに入ってみたが、夏の暑さもあり数分で出ることに。冬の時期であれば長湯したかったが。
鎮座する薬師如来坐像

道路を挟んだ向かい側に「薬師如来」と書かれた幟が掲げられており、その先の小さい橋を渡ってみた。

その先には仏様が鎮座していた。何やら壺らしきものを持っている。

目を瞑り、口角が上がっており表情は穏やかな感じ。この地を見守るような存在感だ。
鳳来寺山の本尊は薬師如来であり、麓に位置する湯谷温泉も繋がりがあるのであろう。

薬師如来像の裏にビュースポットがありそこには美しい景色が広がる。湯谷温泉は冬に訪れると木々が枯れて寂しい印象があるものの、夏は青々と生い茂る草木に包まれて、緑が多い自然豊かな温泉地となる。
さらに下り…馬背岩へ

薬師如来像の横に小道があり通ってみた。飯田線のすぐそばを通過するため、電車が来たら怖い道だ。

さらに坂を下っていくと、昔からある石柱があった。
くすんでしまっているが、「天然記念物馬背岩」と書かれているので案内柱だろう。
この先に馬背岩があるのか。
茂みをかき分け先へと進んで行く。
「天然記念物馬背岩」の近くへ

そこには川から突き出た巨岩が姿を現した。人工で出来た階段があり登ることが出来るようだ。
…これが馬背岩か。
馬背岩は、川の浸食に耐え抜いた岩盤が背骨のように隆起しており、その形が馬の背中に似ていることから名付けられた(1934年に国の天然記念物に指定)。

…岩まで行こうか迷うな。けど、途中から手すりもなさそうだし落ちたらアウトだよな。ここから見るに留めておこう。
夏の自然と温泉宿

川辺付近まで下ると、すぐそばを流れるのは宇連川。その向こうは温泉宿だ。
青空と夏ならではの豊かな自然。
照り付ける太陽のもと、澄んだ川を眺めると思わず川遊びをしたくなる衝動に駆られそうになるが、水流が速く危険だろう。
川の先には赤い橋が見えたので、次はあそこまで目指してみよう。
線路沿いを散策

一旦道路に戻り、湯谷温泉駅方向へと歩いて行く。

線路の向こうには歴史を感じる旅館や宿が立ち並ぶ。

踏切と遮断機の先は草木の緑が広がる。
温泉地でありながら、どこか懐かしい日本の田舎道のような温かさを感じる。
先ほど見た赤い橋へ

川方面へと道なりに下っていくと先ほど見た橋に到着。少し錆びた具合が年月を感じさせ、湯谷温泉のノスタルジックな雰囲気と馴染んでいる。

橋の上からは、先ほどの薬師如来像の場所よりも水面に近い位置で、新城の山々と宇連川を眺めることができた。
川の中央で激しく音を立てているのは「湯谷大滝」。削られた岩肌を水流が一気に流れ落ちる迫力ある滝だ。
一見天然のウォータースライダーのような感じもするが…流れの勢いや水深の深さも危険すぎる。

反対側に目を向けると、先ほど紹介した馬背岩がある。
美しい自然と温泉地。この景色を眺めながら浸かる温泉は最高に違いない。
日帰りで利用できる宿もあるようなので、また訪れて温泉に入ってみようかな。
アクセス情報
駐車場(無料)に足湯と温泉スタンドがあります。ここの駐車場から道を挟んだ先に馬背岩があります。
ここの駐車場からは赤い橋(浮石橋)も近いです。





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