鳥羽駅より近鉄志摩線に乗り鵜方駅へ行き、駅からタクシーにて横山展望台へと向かう。
実施期間が限られているが、片道500円でタクシーで行くことが可能。
ものすごくありがたい。
(※利用する際はご利用方法の確認をお願いします)

展望台の駐車場に停まり、木々の間の階段を登り展望台へと向かっていく。
隣にはスロープもあり、車イスの方でも利用できるように配慮がなされている。
階段を登りきると…。

眼前に広がる景色に息をのんだ。

すご…、と思わず感嘆の声を漏らす。
一面に広がっているのは、志摩半島の英虞湾(あごわん)
大小様々な島々と入り江が入り組んだリアス式海岸が特徴の広大な湾。…リアス式海岸を学生ぶりに書いた気がする。

複雑に入り組んでおり、入り江と島々の木々が美しく、写真が映えるスポットである。ここまで複雑に入り組んだ構造になったのは、過去の地表形成の賜物かもしれない。

併設しているカフェの2階から。さらに俯瞰した状態となり圧巻の景色が一望できる。
標高より高く感じられ、空が近い感じがする。目の前の圧巻な景色もあり、空高く眺望している感覚さえ感じられる。
実際に訪れてみると、写真では伝わり切れない空気感を肌で感じた。
コーヒーを頼んでボーッと眺める。

デッキまで出てきて眺めると特徴的な建物を見つけた。ホテルだろうか。
おそらくであるが、2016年の伊勢志摩サミットで利用されたホテルだろう。
ニュースで見た記憶がある。2016年いえどもう9年も前なのか。

さらに向こう側に大きな橋が架かっている。賢島大橋かなと思ったが、距離が遠く調べてみると形状が違う。アーチ型の橋であるのでおそらく志摩パールブリッジかと思われる。
横山展望台は山頂方向へさらに進んでいくと、ハイキングコースがありそれぞれの眺望スポットを訪れることが出来る。
木もれ日テラス

木々に囲まれたテラスであり、英虞湾を望む景色は開放的である。
木陰があるため、今の暑い季節では涼しみながら景色を楽しむのがいいのかもしれない。

眺めていると目の前に鳥が横切る。猛禽類の外見から鳶だろうか。
そういえば、ここのテラスに来る前に木々の間にカラスらしい鳥が巣から出てくるのを見かけた。
展望台やテラスなど人工的に開発されてはいるが、元々は動植物が生きる自然豊かな山であったのが伺える。
そよ風テラス


木もれ日テラスより高台でさらに開放的になっている。木の椅子は背もたれ付き。
開放的でテラスからの風を感じながら景色を眺めることが出来る。
見はらし展望台

さらに登っていくとほぼ360度見渡せる展望台へと到着する。
英虞湾だけでなく、志摩市をほぼ全域を眺望が可能である。
見えるときは写真の方向より、富士山が望むことが出来るらしいが曇り気味であることや霞んでしまっており見ることは出来なかった。

テーマパークらしき建物が見えている。ここからの距離だと志摩スペイン村パルケエスパーニャじゃないかな。
年少期に訪れたことがあるが、室内型ジェットコースターが気になったが乗らなかったことくらいしか覚えていない。
テーマパークも昔と比べ行かなくなったなぁ。当時はテーマパークの雰囲気に興奮しただろうと思うが年齢を重ねるとこういった散策の方が好きになっていってると感じる。
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