日本でも有数の湿原が豊橋市にある。
国指定天然記念物になった葦毛湿原(いもうしつげん)である。
駐車場が二つあるが、満車であった。
車を降りて進んでいくと、見慣れない木々がある。

ものすごく大きく、太い枝がいくつも分かれている。
おお、と思い思わず撮ってみた。
なんの木だろうか。

木々の中を進んでいく。
途中、様々な年齢層の方たちとすれ違っている。
その中でもカメラを携えた方たちが何人もいた。

傍には小さな川が流れている。
水も透き通っており、木漏れ日が反射している。
写真では見づらいが、小魚が泳いでいる。

木の丸太で出来ているのかな。岩かもしれない。
味があっていい感じである。

動植物にあまり詳しくないが、看板で教えてくれる。

湿原へと入っていく。
植物は一部は緑色であるが、ほとんどが黄金色に色付いている。

大きな雲が太陽を遮っている。
晴天の植物が青々だった時期に来ていたら、夏の里山のような感じが残っていただろうか。

防鹿ネットが張られている。
…豊橋に鹿がいるのか。
ちょっと見てみたいかも。

湿原を歩いて行くと、綿のような植物が一面咲いている。
おそらく、シラタマホシクサ(違っていたらすみません)
絶滅危惧種に指定されている希少種だ。

サワシロギクかな。
枯れてしまったのかあまり生えていない。

マアザミ(多分)
まだちょこちょこっと蕾となっている。
どんな形になるのか。

これはちょっと分からない。ノリウツギ?
実は青いように感じるが、枯れているのか萎れてしまっている。

ミズギボウシ。
木橋の間にひょっこりと顔を出している。

植物だけでなく昆虫もいる。青っぽいトンボ。
調べてみるとオオシオカラトンボかな。
番なのか、2匹でホバリングしているのを何度か見かけている。
トンボを見ていると秋が来ているんだなと思う。暑いが。
ざっと回ってみたが、普段あまりしない動植物を観察でき新鮮であった。
こういった散策もいいな。
都市開発が進み、自然溢れる場所は貴重になっていく。
夏の青々とした時期にもう一度行ってみようかな。
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