3月の半ばに入り、上着なしでも暖かく春らしい気候となってきた。
渥美の福江町にある免々田川(めめだがわ)へ訪れた。
直前までどんよりとした曇り空であったが、しばらくした後に青空と太陽が垣間見える。

桜祭りは終わってしまったようで、観に来られた方は疎らであった。
舗装されていない道を歩く。雑草は無く、非常に綺麗に手入れがされていた。
桜はやや散り始めていたが、まだまだ花は枝に根付いているようだ。

川沿いには菜の花が群生している。
ピンクの桜と黄色の菜の花、そして青空と色とりどりで春らしい。
ゆったりと見ているだけで暖かく感じる雰囲気である。

桜色に合わせてなのか、ピンク色のポストを発見。
伊良湖の菜の花ガーデンにも黄色のポストがあったが、その場所に色合わせているようだ。

桜や菜の花の保全や景観維持のための募金だ。
今後の存続のためにも大事であろう。
100円募金してみた。

川には鴨が泳いでいた。
暖かくなってきたので心地よさそうだ。


舗装側の桜と菜の花の道。
普段、よく見られる桜と比べ河津桜は開花が早く卒業シーズンの桜といったところだろうか。
近くには学校もある。3月の卒業式後に歩いてみたい。
実際に、卒業式後なのか親子連れで写真を撮られている方もみられた。



河津桜は4月によく見られる桜と比べ、やや濃い印象を受ける。
河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配から生まれたとのことである。
花色が濃いカンヒザクラを色濃く受け継いでるように感じる。

カラフルな鯉のぼりも登っており、いいアクセントとなっている。
雨上がりのためか、強風で空を勢いよく泳いでいた。

桜並木は写真の向こうまで続くようであり、桜や菜の花を見ながらまったり歩くには最適な場所であった。